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鉄道や道路が整備され、交通が飛躍的に便利になった現代ですが、白川郷は全国でも有数のアクセス困難なところとして知られています。白川郷に電車やバスで行くのは不可能ではないですがお勧めできません。やはり車しか考えられないでしょう。しかし車で行くにしても東京から中央自動車道でいく場合松本インターでおりてからあとはほとんど一般道しかありません。松本インターから車でだいたい3から4時間ぐらいと考えていいでしょう。

 

 

 

 

白川郷に行くためにはひたすら山道を通らなければなりません。湖には濃い霧がかかっていました。

 

 

私が宿泊した民宿太田屋。白川郷の民家の多くは民宿や御土産屋を経営したりしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

重文 和田家。今から250年前、江戸時代の中期に建てられました。合掌造りの家はかなり丈夫にできていて250年経った今でもほとんどもろいところはないようです。現在、宿泊客以外にも中が公開されています。森首相もここを訪れました。

 

 

和田家の入り口。和田家の茅葺屋根はつい最近葺きかえら得れたそうです。

      

 

和田家の内部。

 

    

 

合掌造りの2階。

 

 

合掌造りの3階です。3階に上がることはできません。

 

 

それでは白川郷の全景を上からご覧いただけましょう。

 

 

 

昔はこのような集落はもっとたくさんあったわけですが、高度成長期時代のダム建設によってそのほとんどが水の中に埋もれてしまいました。

 

 

 

 

 

 

白川郷からさらに車で20分ほど行くと今度は富山県の菅沼合掌集落にたどり着きます。3つある合掌集落の中でもここは一番目立たないところにあり、本当に秘境中の秘境です。あまり観光地化されておらず、観光客もあまり見かけません。写真は資料館です。

 

 

 

国道から撮影した菅沼合掌集落。白川郷よりも小さいですが、ひっそりとしたこの集落は白川郷よりも神秘的な感じがします。

 

 

 

 

 

 

 

ある意味ここはもっとも観光地化された集落。それと同時に集落を維持するためにもっとも気を使っているところでもあります。まず入り口に入るときには「午前8時以前には入らないで下さい」と書かれた標識があります。また、白川郷が基本的には自由に車を走らせることができるのに対して、ここは入り口の駐車場にとめておく必要があります。駐車代とはちょっと違うのですが、300円支払います。そのとき渡されるパンフレットにはやや強い口調でいくつかの禁止事項が書いてある。集落内は指定された場所以外禁煙。ごみを捨てない。家の中をかってにのぞいたりしない。もちろん当たり前のことばかりですが、古きよき集落を守っていこうと言う熱意が感じられると同時に、それが以下に大変なことなのかを感じます。

 

 

 

半分だけ葺き替えた屋根?

 

 

 

 

 

 

 

もうこれで終わりです。写真は白山スーパー林道から撮影した白川郷。

 

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